SDGs推進につながる学び

「ドーナッツ社会におけるSDGs~誰も置き去りにしない社会を実現するために私たちができること~」をテーマに、社会福祉学部の各ゼミが自分たちにできることを探し、地域に学び、地域に還元する活動を展開する「演習Ⅱ・コミュニティアワー」。公共心を身につけ、教養の力を実践的にサービス・ラーニング形式で学ぶ「実践的公共論」など。これらの学びを経た学生たちの活動が、SDGsを推進することにつながっています。

  • 地域をテキストに学び、「誰も置き去りにしない(最後の一人の福祉)」という理念の実現をめざし、活動する

  • 「誰も置き去りにしない(最後の一人の福祉)」という理念を理解できる

  • 置き去りにされている人たちの声(声なき声)に気づくことができる

  • かけがえのない生活世界と、そこにある尊厳を理解できる

  • 原因を推測し、目的を合理的に達成できる理性の力を伸ばし、他者と協働して課題解決に向けて実行する力(知性の力)を養う

私たちのミッション

「誰も置き去りにしない(最後の一人の福祉)」の理念の実現を目指すコミュニティアワー、「尊厳」を学ぶ教育プログラム、社会福祉学部 学士スタンダードで提示する「8つの教養の力」などの学びや活動を通して、「人間平等、個性尊重、和と感謝」の建学の精神を身につけた専門職を養成し、すべての人々が共に生きる社会を実現することを目指します。それは、SDGsの理念に通じており、私たち社会福祉学部の「いま」の取り組みです。

SDGsを推進する学生たちの取組み

社会福祉学部 社会福祉学科

フェアトレード

フェアトレードについて学んだ学生たちは、フェアトレード商品の販売と啓発に関するアイデアをまとめショッピングモール等に提案・交渉をしました。

古着でワクチン

開発途上国ではワクチンが無いために失われる命があります。ハルメク 古着でワクチンの取り組みに賛同し、古着の回収と発送をしています。

サスティナブルラベル

「買い物は未来への投票」をキャッチコピーにサスティナブルラベルの啓発活動を展開。キャンパス内でのポスター掲示など商品購入のきっかけにしてもらえるよう取り組んでいます。

おにぎりアクション

おにぎりの写真をSNSなどに投稿すると、協賛企業から、 NPO法人を通じてアフリカ・アジアの子どもたちに給食をプレゼントできる取り組み「おにぎりアクション」について取り組んでいます。

テーブル・フォー・ツー

先進国で健康的な食生活を推奨しつつ、開発途上国の子どもたちに学校給食を届ける「Table For Two」プログラムに賛同。大学内の喫茶ライムの日替り定食を注文すると途上国に給食が届けられます。

姫路城天守閣 登城支援

最重度の身体障害(肢体不自由)がある方の希望に寄り添い、姫路城の天守閣の登城を支援し、最上階からの景色を楽しんでいただくプロジェクトを継続して実施しています。

SDGsを推進する「演習Ⅱ・コミュニティアワー」

コミュニティアワーとは、「ドーナッツ社会におけるSDGs~誰も置き去りにしない社会を実現するために私たちができること~」を2021年度のテーマに、社会福祉学部の各ゼミが自分たちにできることを探し、地域に学び、地域に還元する活動を展開する開学以来続く社会福祉学部の特色ある授業のひとつです。1年間をかけて調査・実践・報告会を行います。

SDGs推進の素地となる知性・理性・感性を養う

「8つの教養の力」

「教養」と「実践力」を身につけ、教養を基盤とした実践力のあるソーシャルワーカーを育成する教育プログラムを展開する社会福祉学部。これらの学びで身につく力はSDGsの理解・実行にも不可欠な力です。社会福祉学部で身につく「8つの教養の力」について詳しく紹介します。

SDGsを推進する最初のSTEP

SDGsを推進するには、世界では何が起こっているか、どうなっているかを理解することが大切です。

世界のからくりを理解しよう

現代社会、そして、私たちの暮らしを理解するためにはグローバルな視点が不可欠です。SDGsを通して、「世界市民感覚」の涵養を図りたいと考えています。

ドーナッツ社会

外側の線は「これ以上は地球に負荷をかけてはならない境界」を、内側の線は「これより内側に誰も落ちてはならない境界」を、そしてドーナッツの輪は「人間にとって安全で公正な範囲」を表しています。外側は環境問題、内側は格差の底辺で苦しむ人たち、そして輪は、そこにある不正義の構造といった現代社会の課題を表しています。地域の基盤は地球です。地域の問題にしても社会の問題にしても地球規模の(グローバルな)視野が不可欠です。(図:Raworth=2018:18,56をベースに社会福祉学部が作成)

ドーナッツ社会のからくり

この図はグローバル・サウスの犠牲のもとに成り立っている、グローバル・ノースの豊かな暮らしと、ドーナッツの外側(環境破壊の被害)と内側(非人間的な状態)を押しつけられているグローバル・サウスの人たちという、ドーナッツ社会のからくりを表している。安くて良質なものは、海外で劣悪な労働環境の中、低賃金で働いている人たちによって支えられている場合があります。このような状況は決して、他人事ではありません。

「世界のからくり」の中で暮らす人たちを知ろう

中国の労働現場の現実、そしてグローバリズムや多国籍企業の問題について考えさせられるドキュメンタリー映画『女工哀歌(エレジー)』(原題『China Blue』)、グローバル・サウスにいる児童労働を題材に「世界のからくり」の中で暮らす人たちを知ってみましょう。